円形脱毛症

円形脱毛症

円形脱毛症の原因やメカニズムは現在もすべて解明されてされていません。 しかし最近もともとウィルスなどから身体を守るTリンパ球が毛根周辺部分の自己抗原を誤って攻撃してしまう、自己免疫疾患であるという説が有力となっています。

円形脱毛症とアレルギーには深いかかわりがあり、円形脱毛の患者のうち約40%が自分自身、もしくは家族に疾患を持ってる人がいることが分かっています。 そのうち約半数がアトピー性皮膚炎と言われています。

他にも気管支炎、鼻炎などの疾患を持つ人に、円形脱毛症にかかる人が多くみられるため、アレルギーが円形脱毛の原因のひとつであると考えられています。 円形脱毛症の治療に、抗アレルギー薬の「セファランチン」などの飲み薬や「フロジン液」などの塗り薬を使用すると、症状が改善することが分かってきました。

脱毛の数が減少し、患部の範囲が縮小する、薬を使用しない場合に比べて早く発毛するなどの効果があらわれています。

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